全労連非正規雇用労働者センター(以下、非正規センター)は、非正規雇用労働者が増え、偽装派遣や偽装請負などが社会問題化していた2008年7月に立ち上がりました。
最低賃金の引き上げ、パート労働法の抜本改正などの要求をかかげ、パート・臨時など非正規で働く仲間の運動をつくってきました。非正規センター発足後すぐ2008年秋のリーマンショックでの「非正規切り」にたいし、企業にむけた雇用確保の運動だけでなく、社会にむけたとりくみもつくってきました。
現在、非正規センターは、非正規雇用労働者の雇用保障、最低賃金の引き上げ、均等待遇の実現などの要求をかかげ、各職場での非正規雇用労働者の労働条件の改善はもとより、パート法、派遣法、労働契約法などの抜本改正を求めた運動を広げています。